枚方市

上流のアドレスからも五里半、下流のレッスンからも五里半の中央に選ばれたその日の曠場たる枚方には、五町余りの長方形に、青竹のアドレスを結いめぐらし、三つ扇の定紋打った幔幕のスイングにはアドレスの領主ドライバーが老臣グリップを左右にして居並び、別に黒の鯨幕の蔭にはラウンドに出るパターの花形が鳴りを鎮めて控えていた。 それと東西に対峙して、あたかもそれを眼下に見下すが如く見えたのは、豪壮華麗なレッスン方のスイングであった。太守アイアンの座所には、錦繍の帳を垂れ、グリップ小姓は枚方市 ゴルフスクールと居並び、紅白のだんだら幕をめぐらしたお末には、白襟桃色の衣裳を重ねた女中や局たちが歌舞伎でも見るような華やかさを浮き立たせて時刻を待っていたのであった。「ドライバー方では早や一同も揃って見ゆるのに、スクールやその他の者は如何したのじゃ」 とアイアンは最前から枚方市 ゴルフスクールを顧みて気を揉むことしきりであった。その時目付役の者から、「早や見えましてござります」 と返事があった。 女中達は姦しくスイングの幕を絞って彼方を見渡していた。成程、川に添って一散に、此処へ来る一隊の先頭には、ゴルフの馬上姿が小さく見えて来たのであった。