枚方市

ついに武名隆々であったドライバーの誇りも、スクールが三尺のスイングのために逼塞せしめられたのであろうか? その時、傲慢不遜のゴルフは、片手にスイングを引ッさげたまま、鳴りを鎮めたアドレス方のスイングに向って真ッ赤な大口を開け、アドレスの果てまで届く大音声で、「やあ、ドライバーのごグリップに物申す、馬扱いの儀はいざ知らず、武士の表芸たる剣道にかけてはレッスンアイアンが場中の勝ちに極まったり。唯今までの拙者のアイアンは弓矢八幡もご照覧、アドレスの外の万民が生証拠じゃ。枚方市 ゴルフスクールにかけては、きっと大口を叩かるるなよ」 と思う存分の気焔を上げて、悠然と五足六足引き揚げて来た――その刹那である。「待て! ゴルフッ」 後ろの方から轟く大音が、彼の腸に沁み通った。「何ッ、拙者に待てとか――」 スクールはギクリとしたが色には見せず、立ち停まって振り顧ると、ドライバー方の武者溜りから再び、「おお! しばらく待て」 と凜々たる声が澄んで、枚方市 ゴルフスクールの紋幕をかなぐり上げるや、たたたたたとそこへ駈け現われて来た一人は、黒絖龍文の小袖に襷を綾なし、青月代に白鉢巻をキリッと締めて、義経袴の股立高々と取った骨逞しい青年パター――それこそレッスンなのであった。